ジオトリフであらわれやすい副作用
皮膚症状、爪の異常

主な症状

  • 発疹、ニキビのような吹き出物
  • 爪の周りが赤く腫れる( 痛みを伴う場合もある)
  • 皮膚の乾燥
  • 皮膚のかゆみ 

 

発疹、ニキビのような吹き出物:軽症(ニキビのような発疹ができる)、重症(発疹に、痛み、熱感、腫れなどが伴う)

 

爪の周りが赤く腫れる:軽症(爪の周りが赤く腫れる)、中等症(爪の周りが赤く腫れ、痛みが伴う)、重症(爪の周りに肉芽ができ、強い痛みが伴う)

 

スキンケア

ジオトリフ治療中の肌は、保湿機能が弱まり、紫外線、擦れなどの刺激に敏感な状態になっているため、スキンケアが大切です。

 

清潔を保つ

  • よく泡立てた石けんで、なでるように洗います。
    ● 泡タイプの石けん、泡立て用のネットを活用しましょう。

下に向けても落ちない泡をつくりましょう

  • 水やぬるま湯で十分にすすぎます。
  • 水分は、柔らかいタオルで押さえるように拭きましょう。

 

赤く腫れた部位も、石けんで洗い、水でよくすすぎましょう。清潔を保つとともに、冷やすことで痛みの軽減にもつながります。

 

保湿

  • 基本的に、処方された保湿剤を用います。
  • 市販のものを使用する場合は、低刺激性(無香料、アルコールフリー)を選択します。
  • 皮膚を清潔にした後、からだ全体に塗ります。
    ● 入浴、洗顔、手洗い後は、すぐに保湿剤を塗りましょう。
    ● 乾燥部位、手足や指先、爪の周囲には、1日に何度も、こまめに塗りましょう。
  • 塗る量は、軟膏・クリームでは人差し指の先から第1関節までの1本、ローションでは1円玉大の1枚が基本の量で、手のひら2枚分の面積に塗る量となります。部位別の量は、右図が目安となります。

 

保湿剤を塗る量の目安:基本の量

以下の量が、手のひら2枚分の面積に塗る量です

軟膏・クリーム:人差し指の先から第1関節まで、ローション:1円玉大

部位別の保湿剤を塗る量の目安

部位別の保湿剤を塗る量の目安

(1)数箇所に分けて置く(2)手のひらで全体に拡げる

 

刺激から守る

紫外線対策

(1)数箇所に分けて置く(2)手のひらで全体に拡げる

  • 外出時は、長袖の衣服を着て、帽子、手袋、日傘などを活用します。
  • 肌が出ている部分には、低刺激性の日焼け止め(SPF30以上、PA++以上、紫外線吸収剤フリー、ケミカルフリー)を塗りましょう。 

 

その他の刺激への対策

衣服(合成繊維、ピタッとした衣服は避け、綿素材などでゆったりした衣服を選択します。手袋や靴下を着用しましょう。) 靴(高いヒール、足幅が狭く締めつけるものは避けましょう。サンダルやスリッパは、つま先が覆われているものを選択します。足底を刺激するサンダルは避けましょう。)家事(水仕事をするときは、手袋を着用しましょう。洗剤は、低刺激性のものを選択します。)

 

爪のケア

  • 爪のケアは、入浴後、あるいは蒸しタオルであたためるなど、爪を柔らかくしてから行います。
    ● 深爪にならないよう、角は丸めすぎないようにしましょう。

 

爪の切り方

(1)爪切りで四角く切る(2)爪ヤスリで角は丸く削る

治療方法

スキンケアの継続に加えて、ステロイド(塗り薬、飲み薬)、抗菌薬(塗り薬、飲み薬)、かゆみ止め(飲み薬)、爪のテーピングなどが行われます。

治療は、担当医の指示にしたがって行ってください。

 

テーピング

爪の周りが腫れているときなど、テーピングを行います。

  • テーピングの前に、よく泡立てた石けんで爪の周囲を洗います。 
  • 伸縮性のあるテープを用いて、爪と皮膚を離すように、引っ張りながら、らせん状に巻きます。
    ● 腫れている部位をテープで覆わないよう注意しましょう。
    ● テープで締め付けないよう、重ねたりせず、引っ張りすぎにも注意しましょう。
    ● テープは、毎日交換しましょう。

 

テーピングのまき方

(1)テープはあらかじめカットする(2)患部と爪を離すようにテープを引っ張る(3)らせん状にまく